人工巣塔で新たなつがいで懸命に子育てするようす
兵庫県淡路市でコウノトリのひな3羽がふ化したことが確認されました。
淡路市での誕生は5年連続となります。
こちらは3月17日に兵庫県淡路市で撮影した映像です。
淡路市では2021年から毎年コウノトリが繁殖をしていて、2025年は3羽のひながふ化しているのが確認されました。
淡路市は人工巣塔を設置してコウノトリが定着して生活できる環境を整備していましたが、去年は子育ての途中で雌の行方が分からなくなったことから繁殖が心配されていました。
淡路市の担当者によりますと、2025年は雄が2021年生まれの別のパートナーを連れて飛来したということで、新たなつがいで懸命に子育てするようすが確認できたそうです。
淡路市ではこれまで8羽のコウノトリが巣立っていて、市は、ひなが無事に巣立ちできるよう、できるだけ遠くから静かに見守ってほしいと呼び掛けています。