南あわじ市の沼島中学校で卒業式 3年生6人が島を旅立ち

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兵庫県南あわじ市にある沼島の中学校で、卒業式が開かれ、3年生6人が島を旅立ちました。

兵庫県最南端の島、沼島にある沼島中学校。

ここに通う中学3年生6人が、卒業の日を迎えました。

少子高齢化で人口減少が進み沼島の人口は現在400人ほどで、島の小学校と中学校では、2020年から少人数ならではのきめ細かな指導や特色ある教育を行うことを目的に、校区外からでも通学できる小規模特認校制度を導入しています。

2025年の卒業生6人は、全員が島外の出身で、全国大会出場経験もある柔道部や陸上部に所属し、熱心に部活動にも取り組んできたということです。

在校生らとのお別れセレモニーでは、過去の卒業生が作詞・作曲した「NUBOKO~沼人への贈り物~」を全校生徒で合唱。

卒業生たちは、中学3年間の思い出をかみしめていました。

この後、卒業生は港に移動し、横断幕などを掲げた地元の人や在校生が卒業生とつながるテープを握り旅立ちを見守りました。

卒業生たちはこの春、県内外の高校にそれぞれ進学するということです。

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