神戸ストークス 檄を飛ばす東頭俊典HC(中央)、5番がアイザック・バッツ /©B.LEAGUE
B2ワイルドカード 順位表
■HC交代で勢い
B2西地区6位・神戸ストークス(16勝31敗)は、3月15・16の両日、神戸市立中央体育館で東地区5位・青森ワッツ(18勝29敗)と戦う。
プレーオフ(PO)進出をめざす神戸ストークスにとって上位との直接対決は負けられない一戦となる。
前節はアウェイで東地区4位・福井ブローウィンズと連戦し、1戦目(3/8)は79-83で惜敗した。
しかし2戦目(3/9)は2Qに26得点を挙げて逆転し、試合終了15秒前に1点差まで迫られたものの振り切って1勝1敗と星を分けた。
2月にプレドラッグ・クルニッチ・ヘッドコーチ(HC)が成績不振で契約解除となったが、アシスタントコーチの東頭俊典(とうどう・しゅんすけ)氏がHCに就任してからは、4勝2敗と勝ち星が先行している。
B2で2度リバウンド王を獲得したアイザック・バッツ(208cm、134kg)の加入も大きく、ゴール下の厚みが増した。
■直接対決に勝つ
B2は東西3位以上と、4位以下で勝率上位2チーム(ワイルドカード)の計8チームがPOに進出し、B1昇格を懸けて戦う。
神戸ストークスは“8番目のイス”=ワイルドカード2位をめざしている。
現在ワイルドカード2位とは4ゲーム差があるが、東頭HCは就任後のインタビューで
「上位の青森・山形・奈良との直接対決(計6試合)に勝っていけばPO進出の可能性はある」と語っている。
その第1関門となる青森戦。
15日は16時5分、16日は14時5分に試合が始まる。
(浮田信明)