兵庫県南あわじ市で樹齢70年を超えるしだれ梅が見頃を迎え、多くの見物客が訪れています。
薄紅色の花が、しなやかに垂れた枝に無数に咲き、見る人を魅了します。
「八木のしだれ梅」と呼ばれ親しまれているこの梅の木は、南あわじ市の村上正尚さんの自宅の庭に植えられていて、毎年、見頃のこの時期に開放されています。
樹齢はおよそ70年で、3世代にわたり丹精込めて育てられ、高さ約8メートル、幹の太さは直径60センチほどにまで成長しています。
2025年は、気温が低かったことが影響し、開花が例年より2週間ほど遅れているそうですが、すでに多くの人が訪れていて、写真を撮るなどして楽しんでいました。
「八木のしだれ梅」は3月20日ごろまで楽しめるということです。