大阪・関西万博開幕まで1カ月となったきょう、神戸市内で協議会が開かれ、兵庫県内の関係機関が開催プログラムのPRや意気込みを発表しました。
協議会では、始めに兵庫県の斎藤知事が、「開催へ向けて機運を高め万博の盛り上がりを兵庫に取り込んでいくため皆さんの力を貸していただきたい」と関係機関の協力を求めました。
開幕まで1カ月となった大阪・関西万博に向けて兵庫県では、地元の団体などが、県内各地をパビリオンに見立て地域の魅力を紹介する体験型観光事業「ひょうごフィールドパビリオン」を実施、現在、260のプログラムを準備しています。
このうち香美町小代(かみちょうおじろ)観光協会は、日本全国の黒毛和牛の99.9%が小代地区で生まれた1頭の牛の遺伝子を持っていることから小代が「和牛のふるさと」であることを知ってもらいたいと意気込みを語りました。
また県内41市町は、地域の歴史や文化など紹介する「ひょうごEXPO41」を実施。
播州織の産地、西脇市と加東市、多可町が協力し伝統工芸を若い世代から発信してもらおうと県立西脇高校の生徒による「播州織ファッションショー」を開催します。
兵庫の魅力を世界に発信する「大阪・関西万博」は来月13日に開幕します。