観潮船で行われた酒だる流し
淡路島の観光シーズンの幕開けをPRするイベント「淡路島びらき」が3月2日、兵庫県南あわじ市で開かれました。
「淡路島びらき」は、春の大潮で渦が見頃となり桜鯛も旬を迎えるこの時期に毎年、淡路島観光協会が実施しています。
南あわじ市の道の駅で開かれた式典では、淡路人形座が淡路人形浄瑠璃「戎舞」を披露し、島びらきを祝いました。
淡路島の魅力を発信する「第3期淡路島観光アンバサダー」の3人が紹介された後、観光客ら約320人が「観潮船」に乗り込み福良港を出港。
3月2日は渦潮がいくつも現れ、観光客は歓声をあげながらカメラで撮影していました。
船の上では酒だる流しや桜鯛の放流が行われ、関係者が今シーズンの豊漁を願っていました。
淡路島観光協会は大阪・関西万博の開催を4月に控え、多くの人に淡路島に観光に来てほしいとしています。