神戸ストークス 東頭俊典ヘッドコーチ /©B.LEAGUE
神戸ストークス 16 “CB” チョンディー・ブラウン・ジュニア /©B.LEAGUE
B2ワイルドカード(2月23日現在)
■連敗止めた
<B2 第23節>
○神戸ストークス 80-64 愛媛オレンジバイキングス(2/21)
○神戸ストークス 83-66 愛媛オレンジバイキングス(2/22)
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成績不振のためクルニッチ・ヘッドコーチが契約解除となったB2西地区6位・神戸ストークスは2月21・22日、7位の愛媛オレンジバイキングスとアウェイで対戦した。
新たに就任した東頭俊典(とうどう・しゅんすけ)ヘッドコーチが初めて采配を振るい、連敗を「7」で止めた。
■“CB”が躍動
21日の試合。
1Qにリードを許した神戸ストークスは、2Qから得点源の“CB”ことチョンディー・ブラウン・ジュニアが躍動した。
2Qと3Qに4本の3ポイントシュートなど21得点を挙げ、チームは愛媛を逆転。
そのまま最後まで押し切った(CBは計31得点)。
新加入のアイザック・バッツ(前B1名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 208cm 135kg)が巨体を生かして11個のリバウンドを獲得し、勝利に貢献した。
22日の試合。
神戸ストークスはこの日も1Qにリードされたが、2QにCBの12得点(シュート成功率100%)などで逆転し、後半はバッツやベテランの中西良太、帰化選手のカロンジ磯山パトリック(コンゴ民主共和国出身)ら、2m超えの選手らがゴール下から得点を決めて快勝した。
チームは昨年11月以来の連勝。
試合後、東頭ヘッドコーチは、
「2連勝できたことがすべて。シュートの確率は悪く、完璧な試合ではありませんでしたが、新しいことに取り組み、試合中にも成長を感じられました」と語った。
■PO圏まで「4差」
神戸ストークスの通算成績は14勝29敗となり、B2西地区6位(ワイルドカード6位)は変わらない。
目標のプレーオフ進出にはワイルドカード2位以内が条件で、4チームを追い越さなくてはならない。
次戦は3月1・2日に東地区3位の富山グラウジーズと対戦する(加古川市立総合体育館)。
残り17試合。負けられない戦いが続く。
(浮田信明)