■ファウルが累積
<B2 第17節>
●神戸ストークス 73-84 鹿児島(1/11)
●神戸ストークス 68-76 鹿児島(1/12)
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B2西地区4位・神戸ストークス(11勝19敗)は1月11、12日、アウェイで西地区2位・鹿児島レブナイズ(21勝9敗)と対戦し、連敗した。
11日の試合。
神戸ストークスは序盤から鹿児島の猛攻を受け、1Q途中で2-20と大きくリードされた。
その後は持ち直し、4Qに4本の3ポイントシュートを決めて追撃したが、点差はなかなか縮まらず、鹿児島に押し切られた。
12日の試合。
「昨日の反省を踏まえ、試合の出だしからアグレッシブにプレー」(プレドラッグ・クルニッチ・ヘッドコーチ)した神戸ストークスは、前半を40-38とリードして折り返した。
しかし後半、各選手が体を張って鹿児島の攻撃を止めた結果、ファウルが累積。
「普段とは異なるローテーションを余儀なくされ、オフェンスやディフェンスの精度に影響が出てしまい」(クルニッチ・ヘッドコーチ)、4Qはわずか7得点しか奪えず、逆転負けした。
特別指定選手の野溝利一(山梨学院大4年)がこの日も165㎝の身体を一杯に使って“司令塔”を務め、3ポイントシュートを含む9得点を奪ったが、ファウルも5つに達し、4Qに退場となった。
クルニッチ・ヘッドコーチは、同じく“司令塔”のルーキー藤原瞭我(23歳)と野溝について、「若い選手たちがディフェンス面で貢献してくれたことは収穫でした」と試合後に語った。
■借金ついに「10」
B2リーグ戦は後半日程に入った。
神戸ストークスは前節から4連敗。
通算成績は11勝21敗と“借金”が「10」に達し、B2西地区4位は変わらないものの、5位奈良、6位熊本と勝率で並ばれ、プレーオフ進出圏内と差が付き始めている。
次節(1/24、1/25)は7位愛媛とアウェイで戦う。
(浮田信明)