阪神淡路大震災から30年を迎えるのを前に、兵庫県は大規模災害を想定した災害対策本部の設置運営訓練を行いました。
訓練は和歌山県沖でマグニチュード9、最大震度7の地震が起き、津波が発生した想定で行われました。
訓練には災害対策本部長を務める斎藤知事や防災監、また神戸地方気象台など、関係機関の職員ら合わせておよそ40人が参加。
発生から9時間が過ぎた3回目の会議を想定し、津波による淡路島や阪神間での浸水や人的被害、孤立集落の発生など、県内の被害状況について確認し、対応していました。
県は阪神淡路大震災から30年が過ぎ、震災を経験していない職員が増えている中、これまでの災害対応の経験と教訓をつないでいくとしています。