地域の医療系人材を育成しようと、神戸大学医学部で、但馬地域の高校生を対象にした体験授業が開かれました。
この取り組みは神戸大学が行う「医学部へ行こうプロジェクト」の一環で行われたもので、但馬など県内の医療過疎地域において、医療系職種を目指す人材を育てることを目的に行われてます。
23日は県立豊岡高校で医療分野に興味がある生徒5人が、神戸大学医学部を訪れました。
生徒らは実験に使うマウス由来の細胞の洗浄などに挑戦したあと、超音波で臓器を調べるエコー検査を体験し、実際に臓器が映る様子を観察。
その後、人形を使った診察の模擬体験なども行っていました。
この体験授業は24日までで、来年3月には豊岡高校で医療をテーマにしたディベートも行われるということです。