姫路市は、災害時、移動手段をなくした被災者に車を無償で提供できる体制を構築するため、宮城県に本部を置く一般社団法人と協定を締結しました。

姫路市と協定を締結したのは、東日本大震災以降、災害で車を失った被災者らに無償で車を貸し出す活動を続けている一般社団法人日本カーシェアリング協会です。

協会はこれまで13年間で、熊本地震や能登半島地震の被災者などに、8000台以上の車の貸し出し支援を行ってきました。

今回の協定では、災害が発生した際、姫路市が協会に協力を要請し、被災者やボランティアが車を無償で活用できるよう体制づくりを行うとしています。

日本カーシェアリング協会は、現在も能登半島などの被災地支援を行っていて、一定の条件を満たした使っていない車の提供を呼び掛けています。