11月1日から自転車の酒気帯び運転や、ながらスマホの罰則が強化されたことを受け、兵庫県警が18日、神戸市内で取り締まりと啓発活動を行いました。
取り締まりと啓発活動は午前10時ごろ、神戸市東灘区の国道2号線沿いで行われました。
11月1日に道路交通法が改正され、自転車の「酒気帯び運転」やスマートフォンを使用しながら運転する、「ながらスマホ」が新たに罰則の対象となりました。
酒気帯び運転は3年以下の懲役、または50万円以下の罰金、ながらスマホは6カ月以下の懲役、または10万円以下の罰金が科されます県警によりますと、県内では11月、酒気帯び運転による交通違反が28件、ながらスマホによる違反が6件確認されたということです。
東灘区役所前には画面に道路を写し出すシュミレーターが設置され、自転車の利用者は、飲酒の影響でゆがむ視界を疑似体験できるゴーグルを装着し、酒気帯びで運転する危うさや感覚の乱れを実感していました。
警察は取り締まりを強化するとともに、交通ルールの啓発を続けていくとしています。