子どもたちに夢を持つことの大切さを知ってもらおうと、南あわじ市でオリンピックの金メダリストを招いた特別授業が行われました。
南あわじ市では、子どもたちに大きな夢を持ってもらおうと、「夢プロジェクト」として特別授業を行っていて、17日は東京オリンピック柔道男子で金メダルを獲得したウルフ・アロン選手が講師を務めました。
午前の授業では、大の魚好きで「魚をさばく柔道家」を自負するウルフ選手が、柔道の「体さばき」ならぬ地元産の魚をさばき、職人顔負けの腕前を披露。
その後、生徒らとランチタイムを過ごし親睦を深めました。
午後から行われた柔道教室には、沼島小学校の児童らも参加。
ウルフ選手が東京オリンピック決勝で金メダルをつかんだ必殺技の大内刈りを見せると、生徒らは金メダリストの迫力ある技に大きな歓声を上げていました。
ウルフ選手は、「楽しみ方を見つけながら、どうすれば強くなれるかを考え、夢をつかんでほしい」と子どもたちの成長を願っていました。