南あわじ市の漁港では春の味覚「淡路島サクラマス」の稚魚が放流され、今シーズンの養殖がスタートしました。
午前7時過ぎ、南あわじ市の福良港ではサクラマスの稚魚およそ9000匹が養殖用のいけすに放流されました。
南あわじ市では「淡路島3年とらふぐ」がシーズンを終える3月から「ハモ」が旬を迎える6月までの春の時期に新たな特産品を売り出そうと2015年からサクラマスの養殖を行っています。
稚魚にはポリフェノールを多く含む淡路島産のタマネギの皮を餌として与え、およそ3カ月かけて1キロ以上に育て上げ出荷するということです。
「淡路島サクラマス」は2025年3月10日に解禁され、島内30を超える飲食店や宿泊施設などで提供される予定です。