豊岡市城崎町では、新年の縁起物麦わら細工の絵馬作りが行われています。
ストロー状の大麦のわらを染めて広げ、桐箱などに模様を描く麦わら細工は、およそ300年続く豊岡市城崎町の伝統工芸です。
かみや民芸店では毎年この時期に、新年の縁起物として、麦わら細工を使った絵馬を制作しています。
麦わら細工は独特の美しい光沢があり、見る角度によって微妙に色が変わるのが特徴で、ことしは来年の干支に合わせて、あえて着色していない麦わらを使って、繊細な市松模様を作り、縁起が良いとされる白蛇を描きました。
かみや民芸店の麦わら細工の絵馬は1枚2500円で販売され、地方発送も行われています。