兵庫県丹波篠山市では、正月のおせち料理に使われる特産の黒大豆の収穫作業がピークを迎えています。
丹波篠山市の農家では、300年以上前から伝統的な栽培方法で受け継がれてきたブランド黒大豆「丹波黒」の収穫が最盛期を迎えています。
昼夜の寒暖差を生かして育てられる丹波篠山の黒大豆は、一般的な大豆と比べて粒が大きく食べた時の独特の甘みとコクが特徴です。
この地域では、およそ2400軒の農家が「丹波黒」を栽培していて、およそ500トンの収穫を見込んでいます。
また、2024年は夏の猛暑の影響で生育が遅れていて収穫も例年と比べて10日ほどずれ込んでいるということです。
「黒大豆」の収穫は12月下旬まで続き、全国の百貨店やスーパーマーケットなどで販売されるということです。