3年前、加東市にある遊園地の立体迷路の床が抜け6人が重軽傷を負った事故で、警察が近く園の関係者3人を書類送検する方針を固めたことが分かりました。
2021年、加東市の「東条湖おもちゃ王国」にある木造5階建ての立体迷路で、3階部分の床が抜け6人が骨折するなど重軽傷を負いました。
消費者庁の調査委員会が11月にまとめた報告書では、床を支える梁が雨や雪の影響で腐食していたことなどから事故が起きたと指摘しています。
捜査関係者によりますと、適切な管理を怠ったことで事故を起こしたとして、警察は園の関係者3人を業務上過失傷害の疑いで近く書類送検する方針を固めたということです。
この立体迷路は建築基準法上の構造物とみなされていなかったことから、消費者庁は法令による規制の必要性も指摘しています。