2029年度開業予定の「JR三ノ宮新駅ビル」の建設に伴い、兵庫県神戸市三宮の地下街に新しい通路が開通し、12月1日から利用できるようになりました。
「さんちか1番街」に新たに整備されたのは市営地下鉄西神・山手線三宮駅と市役所方面を結ぶ、長さおよそ30メートル幅6メートルの新通路です。
神戸市は神戸地下街と連携し、「さんちか」が神戸の玄関口にふさわしい空間になるよう再整備を進めていて、回遊性を高めるため、折れ曲がった従来の通路に代わり、およそ2年半かけて移動ルートが分かりやすい新通路を整備しました。
利用開始初日の1日は記念のセレモニーが行われ、長田区で活動するジャズバンドの演奏も披露されました。
12月14日からは新駅ビル工事に伴い、従来の通路の他、JR三ノ宮駅の中央口からさんちか方面への階段が使えなくなり、代わりの階段が整備される予定です。