港町神戸の歴史を受け継ぐ貴重な建築物を見学「神戸モダン建築祭」

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港町神戸の歴史を受け継ぐ貴重な建築物を見学できるイベントがはじまりました。

「神戸モダン建築祭」は、専用のパスポートを購入すれば、港湾エリアや異人館が並ぶ北野町などの歴史ある建物の中を自由に見学できるイベントです。

モダン建築の魅力や価値などを再発見してもらおうと、2023年はじまり、今回は期間中、23の建物が公開されています。

こちらは、かつて港湾関係の企業が軒を連ねた築94年の「新港貿易会館」。

アールデコ調の美しいデザインや、ステンドグラスが目を引くこの建物は、今もオフィスビルとして使用されています。

普段は関係者以外入ることができないことから、訪れた人は、貴重な景色を写真に収めていました。

公開されている建物の中には、こんな場所も……というダジャレはおいておいて、こちらは、55年前にキャバレーとして開業し、今もライブホールとして愛される「クラブ月世界」。

映画やドラマの舞台としても使用されるほど大人のムードたっぷりのこの場所を多くの人に知ってもらおうと、ことしからイベントに参加しました。

訪れた人は、開業当時のまま変わらないステージなどを眺め、夜の社交場の雰囲気を楽しんでいました。

イベントでは、「神戸ムスリムモスク」などが限定公開されます。

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