【高校ラグビー】兵庫代表は報徳学園、9年連続の“花園”

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  • トライを決めた 報徳学園 15タウファテビタ悦幸(中央)

  • 報徳学園 8西本龍太キャプテン

■前半から連続トライ

<全国高校ラグビー兵庫県予選 決勝>
○報徳学園 36-8 関西学院(11/16)
(前後半30分ハーフ)
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第104回全国高校ラグビー大会兵庫県予選の決勝戦が、11月16日、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で行われ、6年連続で報徳学園と関西学院が顔を合わせた。

試合前から雨が降る中、報徳学園は前半から相手陣内に攻め入り、9分、高校日本代表候補のFBタウファテビタ悦幸(3年)が蹴ったゴロパントを、CTB福本亘(3年)が押さえて先制トライ。

さらに19分、WTB大城健富(2年)が大外から走り込んでトライを決めると、26分にはSO平賀快(2年)のゴロパントをタウファがうまくすくい上げてトライを決めた。

前半終了直前には連続攻撃からFL山口鉄心(2年)が飛び込み、26-0で折り返した。

後半に入って10分、関西学院はペナルティゴールで3点を返すが、報徳学園は4分後、ラインアウトからボールを受けたNO.8西本龍太キャプテン(3年)が飛び込んでトライを挙げ、突き放す。

関西学院はようやく19分にFB長谷川大誠(2年)がトライを挙げたが反撃はここまで。

トライ5本を挙げた報徳学園が36-8で勝利し、関西学院は4年連続して決勝で敗れた。

決勝戦はサンテレビで生中継した。

 

■目標は花園優勝

報徳学園は9年連続50回目の全国大会出場を決めた。

試合後、西本キャプテンは、
「(今年のチームは)非常に運動量がある。花園優勝が目標。一戦必勝で頑張っていきたいです」とインタビューに答えた。

全国大会は12月27日に東大阪市花園ラグビー場で開幕する。

一昨年は決勝まで進んだ報徳学園、兵庫県勢初の全国優勝を成し遂げるか。
(浮田信明)

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