神戸市とノーリツ 高専で水素給湯器の実証実験開始

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神戸市とノーリツ、神戸市立工業高等専門学校の3者は、水素100%燃焼の家庭用給湯器を神戸高専内に設置し、15日から実証実験を開始しました。

神戸高専の保健室に設置されたのは、ノーリツが開発した水素100%燃料の家庭用給湯器で、15日から運転の実証実験が始まりました。

この実験は、神戸市とノーリツ、それに神戸高専の3者が、ことし6月に締結した連携協定に基づき、水素エネルギーを活用した社会の実現を目指そうと実施されました。

水素燃料給湯器は通常のガス給湯器と同じ程度の供給能力を持ち、ボンベ1本あたり451リットルのお湯を供給できる見込みで、15日は担当者が水素給湯器の電源を入れ、保健室の水道の蛇口から、お湯が流れ出すことを確認していました。

実験では今後1年間、水素給湯器をガスから置き換えて日常的に使用し、長期運転による信頼性を評価していくということです。

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