「世話も大変ですが 芋も応えてくれる」丹波市の秋の味覚「山の芋」の出荷始まる

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丹波市では、特産品の秋の味覚「山の芋」がシーズンを迎え、全国各地に向けた出荷が始まりました。

丹波市氷上町を中心とした丹波地域では、秋が深まり昼と夜の寒暖差が大きくなると、「山の芋」の収穫が始まります。

丹波地域特有の粘土質の土壌と霧が多い気候は、「山の芋」の栽培に適していて、現在50軒の農家が、およそ7ヘクタールの農地で栽培。

収穫した「山の芋」は出荷場に運ばれ、サイズ別に選別されます。
2024年は秋の冷え込みが遅れたことから、収穫時期が例年より2週間ほど遅くなったそうですが、出来は上々で、およそ55トンの収穫を見込んでいます。

すりおろして「とろろ」にした時の強い粘りが人気で、「丹波山の芋」のブランド名で出荷されます。

「山の芋」の収穫は12月上旬まで行われ、全国に出荷されるほか、地元の直売店でも販売されます。

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