JR西日本は、福知山線脱線事故の遺族らに向けた説明会で、事故車両の保存施設を原則、非公開とする方針を明らかにしました。
説明会には、2005年4月25日に発生したJR福知山線脱線事故の遺族や負傷者ら65人が出席しました。
この中でJR西日本は、大阪府吹田市に整備される事故車両の保存施設について予定通り2025年12月の完成を目指すとした上で、遺族や負傷者を除き、原則非公開とすることを伝えたということです。
一方、当時救助にあたった警察や消防の職員や運輸事業の安全担当者などへは、限定的に公開する方針だということです。
説明会は10日も開かれる予定です。