ユネスコの評価機関が日本酒や本格焼酎などの「伝統的酒造り」を無形文化遺産に登録するよう勧告したと文化庁が発表しました。
文化庁によりますと、ユネスコから無形文化遺産登録の勧告を受けたのは、日本酒や本格焼酎などの「伝統的酒造り」です。
政府は2023年3月、「杜氏・蔵人などが、各地の気候風土に合わせて、築き上げてきた日本の伝統的な酒造り技術」を対象にユネスコに無形文化遺産への登録を提案をしていました。
日本酒造組合中央会は、「こうじ菌を使って醸される日本酒、本格焼酎・泡盛、本みりんの技術と文化をしっかりと継承していくとともに、その魅力をさらに内外に広めていきたい」とコメント発表しています。
12月2日からパラグアイで開かれる政府間委員会で無形文化遺産への登録が正式に決まります。