国の重要文化財である兵庫県淡路市の江埼灯台が3日、一般公開されました。
淡路市の江埼灯台はイギリス人によって設計され、1871年、明治4年に日本で8番目に建設された石造りの洋式灯台で明石海峡を見下ろす標高およそ40メートルの場所にあります。
現存する明治期の灯台としては日本で3番目に古い灯台で、2022年、国の重要文化財に指定されました。
3日は「灯台記念日」の関連行事として、普段は非公開の内部が一般公開され、訪れた人たちは、神戸海上保安部の職員の説明を受けながらレンズや免振装置などを見学していました。
このほか、全国の有名な灯台を紹介するパネルなども展示され、訪れた人たちは灯台の歴史などについて学んでいました。