JR西明石駅の北側に29日、線路を横断する新たな歩道橋が開通しました。
29日、開通した「南畑歩道橋」の近くでは記念のセレモニーが開かれ、明石市の丸谷市長やJRの関係者が開通を祝いました。
駅の西側にある南畑踏切は、ピーク時には1時間当たりおよそ40分間遮断機が降りていることから、地元では”開かずの踏切”として知られています。
2008年には踏切を横断中の90代の女性が電車にはねられ死亡する事故も起きていて、市は2017年から踏切の廃止に向けた計画を進めてきました。
そして29日、山陽本線を横断する歩道橋が開通。それに伴い、長年地元住民を悩ませてきた”開かずの踏切”が閉鎖されました。
歩道橋は全長およそ65メートル、幅3メートルで、自転車も利用できる24人乗りの大型エレベーターが東側と西側にそれぞれ併設されています。