兵庫県尼崎市は、改修した市営住宅を活用し県内外から若い世帯や子育て世帯などの入居者を募集する県内初の取り組みを発表しました。
改修されたのは、尼崎市の市営上坂部住宅などの2つの住居です。
気になる間取りは2LDK。
それぞれ約500万円かけ改修されました。
募集対象は世帯所得500万円以上で中学生以下の子どもがいる子育て世帯、または夫婦の年齢を足して70歳未満の若い世帯です。
市営住宅は本来、所得要件や市内在住などの条件があり、家賃の平均は3万円ほどですが、今回は市外や他府県在住者も対象で家賃は8万円前後を想定。
期間は10年としています。
尼崎市では若い世帯や子育て世帯などの定住や転入の他、約2300戸が空き家となっている市営住宅の活用に取り組みたいとしています。
入居者の募集は11月11日に始まり、希望者が多ければ抽選を行う予定です。