但馬地域の市長らが兵庫県庁を訪れ、地域課題の解決を求める要望書を提出しました。
但馬自治会は但馬地域の5つの市と町でつくる組織で、22日は会長の関貫久仁郎豊岡市長ら5人の市長や町長らが県庁を訪れ、服部副知事に要望書を提出しました。
要望書では、シカなどの野生動物による農作物の被害対策の強化の他、教育現場におけるICT環境の整備や支援員の拡充など合わせて12項目の要望が盛り込まれています。
また、重点項目として2024年開港30年を迎え、東京直行便の就航を目指すコウノトリ但馬空港の利活用の促進なども求めています。
服部副知事は次の知事選で選ばれた知事が対応するもののなるべく早く要望に応えられるよう進め、必要に応じて国に対応を呼び掛けるとしています。