30年前の「あの日の神戸」を振り返る 神戸大学図書館で阪神淡路大震災の資料展

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2025年1月17日で阪神淡路大震災から30年となるのを前に、神戸大学で2024年10月22日から、当時の写真などを展示する資料展が始まりました。

兵庫県神戸市灘区の神戸大学・社会科学系図書館では、「あの日の神戸」と題し、1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災の被災地の写真や地図などの資料を展示しています。

震災では、合併前の神戸商船大学を含めて、神戸大学の学生44人と職員2人、研究員1人が亡くなりました。

神戸大学は、発災の9カ月後、震災資料を収集する震災文庫を設置し、これまでに5万7000点以上の資料を集めてきました。

会場では、震災文庫に所蔵されている神戸市内の被災地の写真を展示。

復興した現在の街の姿と比較することができる他、当時の学生たちのボランティア活動の記録や被災地図なども紹介していて、貴重な資料と共に震災の記憶を振り返ることができます。

この資料展は、神戸大学社会科学系図書館で2025年2月3日まで開かれています。

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