■負けられない試合
<B2リーグ第3節>
○神戸ストークス 88-81 熊本(10/19)
○神戸ストークス 78-64 熊本(10/20)
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B2リーグ西地区の神戸ストークスは10月19・20の両日、熊本市で熊本ヴォルターズと連戦した。
2026年にスタートする新しいトップリーグ「Bプレミア」への参入が17日に決定。
決定後、初の試合とあって負けられない戦いとなった。
■終盤、一気に逆転
19日の試合。
神戸ストークスは熊本に先行され、3Qには12点差をつけられた。
しかし最終4Qの残り5分、74-79の場面から反撃を開始。
相手ボールをスティールしたり、リバウンドを確実に取って失点を防ぐ一方、チョンディー・ブラウン・ジュニアと川島聖那のドライブシュートや、綱井勇介の3ポイントシュートなどで連続14得点し、一気に試合をひっくり返した。
“司令塔”の綱井はアシスト8本を決め、勝利に貢献した。
■外国籍3選手が躍動
20日の試合。
神戸ストークスは、1Q途中でリードを奪うと、そのまま最後までリードをキープし快勝した。
開幕から好調なアメリカ人3選手がこの日も躍動。
ネイサン・エイドリアンとモリス・ウデゼがともに19得点、ブラウン・ジュニアが12得点し、3選手で計50得点を叩き出した。
クルニッチHCは試合後、
「選手たちは昨日以上にディフェンスで頑張ってくれて、熊本さんも良いディフェンスをしていた。最後はディフェンスの力で勝ち切れたことが大きい、重要な勝利だった」と語った。
■西宮で3連戦へ
神戸ストークスは開幕戦を1点差で落としたが、そのあと白星を5つ並べ、B2西地区の首位に浮上した。
次節23日(水)、西宮市立中央体育館でベルテックス静岡と戦い(19時5分開始)、26日(土)・27日(日)は同体育館で鹿児島レブナイズと連戦する(26日は14時5分開始、27日は11時5分開始)。
2026年のBプレミア参入が決まったことで、2025年シーズンは何としてもB1で戦いたい神戸ストークス。
ホームゲーム3連戦でさらに連勝を伸ばし、B1昇格へ波に乗れるか。
(浮田信明)