■怒涛の4得点
<WEリーグ 第5節>
○INAC神戸 4-0 相模原(10/14)
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女子プロサッカーWEリーグ・INAC神戸レオネッサは10月14日、ホーム・ノエビアスタジアム神戸でノジマステラ神奈川相模原と対戦した。
前半7分、FW桑原藍のロングパスを受けたFWカルロタ・スアレス(スペイン)が2試合連続の先制ゴール。
24分、相手GKのパスをカットしたMFカルラ・モレラ(スペイン)が得点し、3分後には桑原のパスを受けたFW愛川陽菜が、右足でゴール右上スミに狙いすましたシュートを決めた。
さらに後半19分、桑原の左からのクロスにMF成宮唯が頭で合わせて4点目を奪った。
桑原はアシスト3本を決めた。
INAC神戸のジョルディ・フェロン監督(スペイン)は、
「今日は選手たちが、ボールをもらう動きをとてもよくやってくれました。積極的にパスを繋ぐ姿勢も見られました。本当に自分たちが求めていることがよくできた試合だったと思います」とコメントした。
■“女王”奪回へ前進
3年ぶりのリーグ優勝をめざすINAC神戸は、開幕戦を引き分けたあと4連勝し勝ち点を「13」に伸ばした。
同じ勝ち点13の広島に得失点差で「1」上回り、首位に浮上した。
今シーズンは、パリ五輪に出場したFW田中美南、MF北川ひかる、GK山下杏也加の主力3選手が海外移籍し、5名の外国籍選手と契約した。
リーグ戦ではこのうち4選手が毎試合出場し、スアレスは3得点、モレラは2得点を挙げている。
次節(10/20)は10位・大宮アルディージャVENTUSと敵地で戦い、26日にカップ戦を行ったあと、11月2日にノエビアスタジアム神戸にアルビレックス新潟レディースを迎える。
(浮田信明)