尼崎市の自立支援施設で入居していた男性(59)を暴行し死亡させたとして隣の部屋に住む男(45)が10月17日に逮捕されました。
傷害致死の疑いで逮捕されたのは住所不定無職の男(45)です。
警察によりますと、男は10月12日午後1時15分ごろ、同じ自立支援施設に入居している男性(59)の顔面を殴打した他、腹部を膝蹴りするなどの暴行を行い、10月14日ごろに死亡させた疑いが持たれています。
2人は部屋が隣同士で、事件当時、男が見ていたテレビの音量が大きいと男性が注意したところ、男から複数回にわたり顔面や腹部を殴る蹴るの暴行を受けたということです。
10月15日に男性が自室のベッドの上で死亡しているのを施設の職員が発見したということです。
司法解剖の結果、男性の死因は腹腔内出血によるショック死で、10月12日の暴行が原因とみられることが分かり、警察は男を逮捕しました。
調べに対し男は「間違いありません」と容疑を求めているということです。