3つの特別支援学校が合同チームで初出場 全国高校サッカー選手権大会の兵庫県予選

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10月12日に開幕した全国高校サッカー選手権大会の兵庫県予選に、県内3つの特別支援学校が合同チームで初出場しました。

全国高校サッカー選手権大会の兵庫県予選に初出場したのは県立高等、いなみ野、西神戸高等の3つの特別支援学校の合同チームです。

合同チームは西神戸の紫のユニフォームで出場です。

相手は強豪・報徳学園。

終始、攻め込まれる展開となりますがひた向きにボールを追いかけます。

知的障害のある生徒にとって、ルールや戦術の理解は容易ではありません。
これまで、指導者が粘り強く手本を示し、選手は反復練習を行ってきました。

キーパー藤田選手のファインセーブやディフェンダーの懸命なクリアなど、憧れの舞台で練習の成果をみせます。

スタンドからは、練習などで交流のあった御影高校サッカー部や保護者が応援に駆けつけ選手を後押しします。

普段の特別支援学校の大会の倍の時間、80分間走り続けた選手たち。

11対0で敗れましたが大きな一歩となりました。

新たな歴史を刻んだ選手たち。挑戦は続きます。

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