阪神淡路大震災から2025年で30年となるのを前に、被災した場所や慰霊碑を巡る「震災モニュメント交流ウォーク」が兵庫県神戸市で開かれました。
この取り組みは、被災地にある慰霊碑などを巡り、阪神淡路大震災の教訓について考えてもらおうと1999年に始まりました。
10月13日はおよそ50人が参加し、震災で児童6人が亡くなった御影小学校でPTA会長を務めた小坂進さんが当時の様子を語りました。
この他、犠牲者の名前が刻まれた慰霊碑やモニュメントが建つ弓弦羽神社や網敷天満神社などを訪れ、参加者は29年前の震災に思いをはせていました。
イベントを主催するNPO法人「阪神淡路大震災 1.17希望の灯り」は、震災について学び、語り合う「伝承合宿」を11月開く予定です。