元官僚の中村稔氏 政策発表 兵庫県知事選に向け

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兵庫県知事選に、既に立候補を表明している元官僚の中村稔さん(62)が会見を開き、自身が掲げる政策を説明しました。

中村稔さんは東京大学法学部を卒業し、現在の経済産業省に入省。
2006年から3年間兵庫県に出向し、産業労働部長も務めました。
その後、経済産業省の役職を歴任し、現在は兵庫県立大学の客員教授などを務めています。

中村さんは全ての世代が住み良い兵庫県を目指すなどとした上で、官僚時代の国際経験と兵庫県庁時代の経験を生かして地域の魅力を発信し、県の経済発展にも取り組んでいくと話しました。

中村さんを巡っては、自民党県議団が支援を検討していましたが、党内に慎重な意見が多く、自民党は現在も候補者選定を続けています。

次の知事選には他にも、前知事の斎藤元彦さん(46)。共産党推薦で医師の大沢芳清さん(61)。元加西市長の中川暢三さん(68)。日本維新の会の参議院議員の清水貴之さん(50)。前尼崎市長の稲村和美(51)さんが立候補を表明している他、明石市在住でレコード会社経営の福本繁幸(58)さんが立候補する意向を明らかにしています

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