男性を車ではね救護せず立ち去った疑いで会社役員を逮捕 男性は死亡

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10月8日午前、兵庫県神戸市北区の市道で、歩行中の80代の男性が車にはねられ死亡しました。
警察は、現場近くに住む60代の会社役員の男を、過失運転致死などの疑いで逮捕しました。

10月8日午前5時ごろ、神戸市北区星和台にある市道で、歩行中の男性(83)が、車にはねられる事故がありました。

男性は頭を強く打ち、病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。

警察は、現場近くに住む会社役員の男(65)を過失運転致死と道路交通法違反(救護義務違反・事故不申告)の疑いで逮捕しました。

警察によりますと、男は午前5時ごろ、男性を車ではねた後、救護することなくその場を立ち去り、約1時間後に帰宅した際に男の妻から「家の近くに救急車が来ていた」という趣旨の話を聞いたことから、「何かに乗り上げた感覚があった」と110番通報したということです。

車のドライブレコーダーには、男性が車の前を横断する映像が残っていたということですが、警察の調べに対し、男は「視界に人はいなくて、車にも安全装置がついており、人とぶつかった感覚は無かった」と、容疑を否認しているということです。

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