兵庫県知事の失職に伴い、10月31日告示・11月17日投開票の日程で行われる知事選に、元尼崎市長の稲村和美氏が無所属で立候補することを表明しました。
稲村和美氏(51)は神戸大学大学院を修了後、証券会社勤務を経て、2003年、無所属で兵庫県議に初当選。
2010年には、当時全国最年少の女性市長として尼崎市長に初当選し、3期務めました。
会見の中で稲村氏は、「迷いはあったが、混乱と停滞をなんとかしたいという思いがあった。まわりが後押ししてくれた」と述べ、次の知事選に無所属で立候補することを表明しました。
次の知事選にはこれまでに、前知事の斎藤元彦氏(46)、共産党推薦で医師の大沢芳清氏(61)、元官僚の中村稔氏(62)、日本維新の会参議院議員・清水貴之氏(50)、元加西市長の中川暢三氏(68)が立候補を表明している他、明石市在住でレコード会社経営の福本繁幸氏が8日、立候補する意向を明らかにしました。
また、一度は独自候補の擁立を断念した自民党も再び、候補者擁立を目指しています。
兵庫県知事選挙は10月31日に告示され、11月17日に投開票されます