■WEリーグ第4節
○INAC神戸 3-2 AC長野(10/6)
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女子プロサッカー「2024-25 SOMPO WEリーグ」INAC神戸レオネッサは10月6日、ホーム・ノエビアスタジアム神戸でAC長野パルセイロ・レディースと対戦した。
開始早々の前半3分、ドリブルで相手ゴール前に持ち込んだFW愛川陽菜の左からのクロスに、FWカルロタ・スアレス(スペイン)が右足で合わせて先制ゴール。
後半、長野に追い付かれたが、21分、スアレスのヘディングシュートがゴールポストに当たって跳ね返った所を、MF水野蕗奈(ふきな)が左足で蹴り込んで勝ち越した。
さらに33分、ベテランFW髙瀬愛実のクロスに反応した愛川が左足でゴールを決めた。
INAC神戸は3連勝。
勝ち点を「10」に伸ばし、2位に浮上した。
次節は、カップ戦(10/9)に続いて、14日にホームでノジマステラ神奈川相模原と戦う。
■18歳・寺田がデビュー
後半アディショナルタイムに、INAC神戸のアカデミーに所属するMF寺田心春(こはる 18歳 大阪府出身)が交代出場し、公式戦デビューを果たした。
INAC神戸には、アカデミーに所属しながらWEリーグ公式戦に出場できる「二種登録」の選手が、寺田をはじめ、FW小島爽(17歳)、DF金月夏萌(17歳)、MF大田ありす(15歳)、DF北村礼(15歳)の計5人いる。
ジョルディ・フェロン監督は、
「将来的にできるだけたくさんの選手がアカデミーからトップチームに昇格し、チームを作っていくことが理想的だと思います。
寺田選手はアンカーやインサイドハーフといった中盤でプレーできる選手です。体がしっかりしているので今後、経験を積んでいけば中盤で存在感を示せる選手だと思います」と期待した。
(浮田信明)