来年で阪神淡路大震災から30年となります。
神戸市の中学校では、震災の教訓を未来に歌い継ごうと神戸市出身のシンガーソングライターと合唱曲の制作をスタートさせました。
生徒たちを前にボランティア経験などを語るのは、防災士でシンガーソングライターの石田裕之さんです。
神戸市灘区にある鷹匠中学校では、震災の教訓を歌にして次の世代に歌い継いでいこうと2年生340人が石田さんと共同で合唱曲「ともしび」の制作に取り組みます。
生徒たちは、授業で地元住民から被災経験を聞くなど防災学習に取り組んでいて、そこで思ったことや普段の学校生活で感じていることなどをもとに作詞に挑戦。
石田さんから「中学生の目線を大事にして同世代に共感されるような歌詞を心掛けてほしい」というアドバイスを受け、言葉を丁寧に紡いでいました。
合唱曲は12月中に完成し、来年1月には震災関連行事などで披露される予定です。