兵庫県の斎藤前知事が失職する発端にもなった文書問題について、その真偽を調査する百条委員会は次回、10月24日と25日に開催する方向で調整していることが分かりました。
県の元西播磨県民局長が文書で告発した斎藤前知事を巡る疑惑について、その真偽を調査するために県議会は百条委員会を設置し、調査を進めてきました。
しかし、問題を巡る対応で議会から不信任の決議を受けた斎藤前知事は、9月30日付で失職しました。
委員によりますと、議会は解散されなかったため、委員会は今後も存続し、次回は10月24日と25日に開催する方向で調整を進めているということです。
10月3日に理事会を開き、斎藤前知事をはじめ、誰を証人として出頭要請するか、また、阪神とオリックスの優勝パレードの補助金を巡る疑惑など、取り扱う議題について協議する方針です。