坑道で熟した「銀馬車かぼちゃ」生野銀山で蔵出しイベント

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兵庫県朝来市の生野銀山で、2か月間坑道で熟成させた「銀馬車かぼちゃ」の蔵出しが行われました。

「銀馬車かぼちゃ」は、但馬と播磨を結んだ産業道路銀の馬車道の沿線で育てられた栗カボチャで、白い皮を銀鉱石に見立てて名付けられています。

果物のような甘い香りと、皮が固く長期保存ができるのが特徴で、生野銀山ではおよそ2カ月間、坑道で熟成させてから出荷しています。

29日は集まったおよそ30人が1つずつ順番に手渡して、蔵出しを行いました。

その後、銀馬車かぼちゃを使ったジェラートとパンが振る舞われ、訪れた人は口の中に広がる甘みを楽しんでいました。

銀馬車かぼちゃは、播磨地域の道の駅などで販売される他、銀の馬車道沿線の飲食店で提供されるということです。

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