実りの秋を迎え、朝来市では、地元の小学生が鎌を使った昔ながらの稲刈りを体験しました。
黄金色に実り、頭を垂れる稲穂。
稲刈りを体験したのは、朝来市立糸井小学校の5年生17人です。
この小学校では、農業体験を通して地元への愛情を育んでもらおうと、毎年、米作りの体験学習が行われていて、ことし5月には児童たちが学校近くの田んぼにコシヒカリを植えていました。
25日、児童たちは稲刈りの説明を受けた後、夏の日差しを受けて大きく育った稲を刈り取っていきました。
収穫した稲は脱穀、精米した後、調理実習の授業で味わう他、地域の文化祭で販売されるということです。