洲本市ふるさと納税問題 市民グループが求める「新第三者委設置」は採決延期に

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ふるさと納税の業務で不適正な事務処理などが行われていた洲本市で、市民が新たな第三者調査委員会の設置を求めている請願について、きょう予定されていた採択が延期となりました。

洲本市はふるさと納税で、温泉利用券など国の基準を超える高額な返礼品を送っていたとして、現在も全国の自治体で唯一制度から除外されたままです。

市の第三者調査委員会は、去年最終報告書を提出し、現在、市議会が立ち上げた百条委員会による調査が行われています。

しかし、証人の証言の多くが食い違っていることなどから、百条委員会では真相の解明にはほど遠いとして、市民グループが新たな第三者調査委員会の設置を求める請願書を提出しています。

すべての撮影が認められない中開かれたきょうの市議会の総務常任委員会では、請願の採択が予定されていましたが、延期となりました。

一方、百条委員会は、9月議会の会期中に最終報告を行う方針です。

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