病気や障害などで外出することが困難な人たちがロボットを遠隔操作して接客を行うカフェが期間限定で神戸市にオープンしています。
神戸の東遊園地にあるおしゃれなカフェ。
店内ではなんと、ロボットが注文を受けたり、配膳をしたりまるでSFの世界が広がっています。
実は、このロボットを操作しているのは、青森県在住で難病の「マルファン症候群」を患う工藤麻美さんです。
このカフェは、病気や障害などで体を動かしたり、家から出ることが困難な人が自宅からパソコンを通して、遠隔で接客を行う「分身ロボットカフェ」。
3年前に東京で常設店がオープンし、期間限定で全国各地で出店しています。
神戸の店舗では、ロボットを操作し接客を行う「パイロット」は合わせて39人。
県内の特別支援学校の生徒7人も就業体験として接客を行うということで、卒業後の進路選択の幅が広がることに期待されています。
「分身ロボットカフェ」は来月6日までオープンしていて、ホームページから予約できるということです。