「神戸の近代都市化の父」鹿島秀麿にまつわる貴重な資料を展示

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兵庫県洲本市の史料館では神戸の近代都市化に多大な貢献をした政治家、鹿島秀麿が残した手紙などを紹介する館蔵品展が開かれています。

洲本市出身の元徳島藩士・鹿島秀麿は幕末から明治にかけて活躍した政治家で、衆議院議員として、鉄道の整備や水道網の敷設に尽力するなど、神戸の近代都市化の父とも呼ばれています。

洲本市の淡路文化史料館で開かれている館蔵品展『鹿島家文書と「嶋之月影」』では、幕末から明治にかけての淡路島を知る上で欠くことのできない鹿島秀麿にまつわる貴重な資料が展示されています。

展示品の目玉、「嶋之月影」は1870年に徳島藩淡路洲本城下で起こった庚午事変で島流しになった徳島藩士たちから、支援者の鹿島秀麿に送られたお礼の手紙で、幕末の若き藩士たちがどのように考え、行動したのか、その筆遣いから彼らの思いが伝わってきます。

この館蔵品展は、12月1日まで洲本市の淡路文化史料館で開かれています。

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