シルバーウイークの9月15日、兵庫県豊岡市の県立コウノトリの郷公園では、飼育するコウノトリへの餌やり体験会が開かれました。
この体験会は、国の特別天然記念物コウノトリを身近に感じてもらおうとコウノトリの郷公園が開いたものでおよそ10人が参加しました。
参加者は、公園の職員からコウノトリの生態や、普段食べている餌の種類、餌をあげる時の注意点などについて説明を受けた他、普段は公開されていない飼育エリアで栄養が偏らないよう餌のアジにビタミン剤を入れる作業に挑戦しました。
その後、実際に飼育ケージの中に入って、コウノトリを刺激しないようバケツに餌と水を入れるなど、静かに餌やりを体験していました。
長靴にゴム手袋姿の参加者は野生復帰を進めるコウノトリの習性や生育環境について理解を深めていました。