兵庫県議会最大会派の自民党は、9月19日の9月議会初日に、斎藤知事の不信任決議案を提出する方向で調整していることが分かりました。
斎藤知事のパワハラなどを告発した文書を巡る一連の問題では、9日、維新の会が知事に辞職の申し入れをした他、残る4つの会派と無所属議員も12日、申し入れを行う方針です。
知事と議会の溝が深まる中、県議会最大会派の自民党は9月議会の初日となる9月19日に、知事の不信任決議案を提出する方向で調整を進めていることが、関係者への取材で分かりました。
他の会派や無所属の議員にも賛同を求め、全会一致での可決を目指すということで、不信任決議案が可決された場合、知事は10日以内に失職か、議会の解散かを選択することになります。
こうした動きを受け斎藤知事は11日の会見で、不信任決議案が可決された場合の対応については、涙ながらに語りましたが、失職か議会解散かの判断に関しては明言を避けました。