国内外の劇団やアーティストが集い、まちのいたる所で舞台芸術が披露される豊岡演劇祭が9月6日開幕しました。
アジア最大規模を目指して、2020年から本格的に始まった豊岡演劇祭は、劇作家の平田オリザさんがフェスティバルディレクターを務める大規模イベントで、4回目の開催です。
2023年までは豊岡市、養父市、香美町のエリアで開催されていましたが、2024年から朝来市と宝塚市も演劇祭のエリアに加わり、日程も18日間に拡大。
国内外の68団体が、劇場だけでなく街角やキャンプ場などで72のプログラムを披露する他、但馬地域の食材を楽しめる「ナイトマーケット」も開かれます。
9月6日のオープニングセレモニーに先立ち、但馬地域の中高生らによる「たじま児童劇団」が平田さんの代表作「転校生」を上演しました。
フェスティバルディレクターの平田オリザさん:「演劇は普段は敷居が高いと思うんですけども、ふらっと寄っていただいたりとか、とにかくたくさんの人に来ていただきたいのと、普段演劇に関心のない方でも楽しめる演目をたくさん用意しましたので、何らかの形で参加していただければなと思います」
豊岡演劇祭は、9月23日まで開催されています。