自民党総裁選挙などの代表選挙を前に、全国知事会の会議が開かれ、兵庫県の斎藤知事らが、各政党への要望項目について話し合いました。
オンライン形式で開催された会議には、斎藤知事や全国知事会の会長を務める宮城県の村井知事らが参加し、人口減少対策や大規模災害への対応など、各政党への要望項目について意見を交わしました。
会議の中で斎藤知事は、高校や大学の授業料無償化や不妊治療支援などの子育て政策について、国と地方が連携し推進していくことを求めた他、南海トラフ巨大地震など災害に備えた防災対策として、防災庁の設置や災害時における通信環境整備の必要性を訴えました。
自民党が総裁選直後、早期の衆議院解散に踏み切るとの見立てが広がる中、国政選挙の対応について斎藤知事は…。
斎藤知事
「今は百条委員会、これから第三者機関の調査があるので、そこにしっかり対応していくということ」
「基本的には公務をまずは優先させていただいて、その中で(国政選挙への対応を)やっていく」
会議で出た意見や要望は取りまとめられ、提言として各政党に要請される予定です。