万博見据え 西宮市でテロ想定した訓練 消防や医療機関が参加

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来年開かれる大阪・関西万博に備え、西宮市でテロを想定した訓練が行われました。

訓練は関係機関との連携強化を図ろうと西宮市消防局が企画したもので、消防隊員や警察官、それに県立西宮病院の職員など、合わせておよそ100人が参加しました。

雑居ビルの中にサリンが放置された想定で、はじめに駆けつけた消防隊員が防護服を身にまとい、負傷者を建物の中から救出した後、汚染された体などを水で洗い流しました。

また、隊員たちは危険な物質を検知することができる特殊な装置を使って、物質を特定するなど有事の際の関係機関との連携の手順を確認していました。

訓練は3日も行われ、災害派遣医療チームのDMAT(ディーマット)などが参加する予定です。

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